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【ゲーム/考え方】ゲームソフトウェア市場の価格破壊。こうなると本質は面白さなのかな。

そういや先日atelierent.jpのメンバとタイトルの話題になった。

自分が子供の時のゲームソフトと言ったら、ほぼ諭吉が無いと購入ができないようなものだった。

元々某N社がこの辺のライセンスとか料金帯を仕切ってて、ある程度の水準や利益が確保されていた模様。中にはこの仕組みで儲けがでないと嘆いていたところもあるみたいだが。

で、ココに某S社が乗り込んできて、その辺りでゲームソフトの価格破壊が起こる。技術的にも流通的にも良い方向として進んでいるが、価格の流れとしてはやりすぎたのかもしれない。まぁ当時消費者の私からすれば安い方が嬉しかったのだが。

そして、ゲームが遊べるプラットフォームがPCになったりすることで、某G社によるPCでの月額課金によるゲームソフトの販売戦略が目立つようになった。

さらに月日が経ち、PCだけでなくスマホでのゲームが当たり前となった今では、最終的に、買い切りでもなく、月額でもなく、基本無料で!というディスカウントの行きつくところまで来てしまった感がある。

ここまで来ると、札束ビンタで資金が回収できるところに全てがかかってくる気がするので、ここに注力してもらえるような初期の作り混みが大事になるかと思われる。あくまで個人的主観です。

ぶっちゃけ全体的に華やかさがないと、導線も引けないし、華やかさ等にかけた分の資金回収は難しくなるかと。そうなると初期の軍資金が乏しいところには、この戦略は取れんよね。

恐らく、昔よりも製作費は落ちているのかもしれんが、人件費がかかる部分はどうしても高いままだと思う。逆にそこもディスカウントされているなら色々別の問題があると思うが。てか、労働改正で人件費は上がってるかもな。

いずれにしても、売り切りであれば、赤字だとしても多少の売り上げは出るかもしれん。だが、華やかな基本無料が周りにある状態で、細々と頑張って作られた売り切りがそこにある状態だと、導線としてはかなり不利なことは明確かと。

なので、本質が面白くてバズること。正直にココに賭けるしか、てかココが最後の砦なのかと思ってしまう。この面白さも破壊されるようなことが起きたら(AIがゲーム作るとかね)世のゲームクリエイターたちはどうなるのかと思ってしまった。